第24回神奈川県総合文化祭放送部門大会

2009年11月15日:神奈川総合高校(予選)
2009年11月22日:横浜開港記念会館(決勝)

審査結果

朗読の部
1 竹澤 麻美 県立希望ヶ丘 教育長賞 全国
2 山本 華菜子 県立海老名 高文連会長賞 全国
3 佐藤 菜々実 県立座間 高文連会長賞 全国
4 重立 のぞみ 県立平塚江南 高文連会長賞 関東
5 角田 茉奈 県立神奈川総合 高文連会長賞 関東
6 三浦 こなつ 県立多摩 高文連会長賞 関東
7 長田 栞 県立白山 高視研会長賞
7 山上 明日実 県立元石川 高視研会長賞
7 石井 美江 県立小田原 高視研会長賞
7 長嶋 栞奈 県立海老名 高視研会長賞
7 伊藤 千尋 県立座間 高視研会長賞
7 斉藤 優季 県立神奈川総合 高視研会長賞
7 小島 春佳 県立平塚江南 高視研会長賞
7 外池 里奈 私立捜真女学校高等学部 高視研会長賞
7 水島 綾香 県立大船 高視研会長賞
16 藤田 昌 県立多摩 高視研会長賞
16 山口 真矢 県立小田原 高視研会長賞
16 岡村 亮 私立法政大学第二 高視研会長賞
16 大宮 つぐみ 県立藤沢工科 高視研会長賞
16 秋山 美音 県立希望ヶ丘 高視研会長賞
16 佐藤 香菜 県立横浜修悠館 高視研会長賞
16 新津 里穂 県立横浜桜陽 高視研会長賞


アナウンスの部
1 紀中 萌子 県立神奈川総合 教育長賞 全国
2 永尾 花乃 県立神奈川総合 高文連会長賞 関東
3 海老澤 亮太 私立法政大学第二 高文連会長賞 全国
4 高橋 和也 県立金井 高文連会長賞 全国
5 土屋 由希 県立座間 高文連会長賞 関東
6 武田  尚子 県立海老名 高文連会長賞 関東
7 鈴木 絢子 私立捜真女学校高等学部 高視研会長賞
7 木内 郁未 県立元石川 高視研会長賞
7 桜田 佳奈 県立平塚江南 高視研会長賞
7 手塚 麻菜美 県立横浜修悠館 高視研会長賞
7 熊谷 愛 県立大和西 高視研会長賞
7 松岡 由実 県立大船 高視研会長賞
7 三富 真帆 県立横浜旭陵 高視研会長賞
7 前島 由佳 県立平塚江南 高視研会長賞
7 矢口 有里子 県立座間 高視研会長賞
16 山岡 怜未 県立元石川 高視研会長賞
16 中馬 美歩 県立横浜桜陽 高視研会長賞
16 落合 咲耶 県立海老名 高視研会長賞
16 米村 祐香 私立捜真女学校高等学部 高視研会長賞
16 眞壁 世奈 県立藤沢工科 高視研会長賞
16 佐々木 聖 県立田奈 高視研会長賞
16 仲佐 優希 私立横浜創英 高視研会長賞
16 初鹿野 真帆 私立東海大学付属相模 高視研会長賞
16 原口 花奈 県立田奈 高視研会長賞


オーディオピクチャーの部
1 田邊 真梨 県立神奈川総合 県知事賞 全国
2 辻 七海 私立向上 高文連会長賞 関東
3 松田 美咲 県立横浜旭陵 高視研会長賞
3 武田 夏美 県立平塚江南 高視研会長賞
3 佐藤 菜々実 県立座間 高視研会長賞
3 木内 郁未 県立元石川 高視研会長賞
3 野口 華那 県立座間 高視研会長賞
3 熊谷 亜椰 私立東海大学付属相模 高視研会長賞




APは単に「ラジオドキュメントに写真を付けたもの」だと思っている人はいませんか?
APとはそれだけではなく「写真の美しさ」にもこだわってほしいと思います。
取材することにこだわってしまい、本来のAPの美しさを忘れている学校が多くありました。
もっと画像の美しいものを目指したほうがよいのではないか。
取材や構成の努力の跡はあるのですが、APにふさわしくないものもありました。


ビデオメッセージの部
1 星野 友宏 県立神奈川総合 教育長賞 全国
2 松井 周平 私立向上 高文連会長賞 全国
3 石井 美江 県立小田原 高文連会長賞 関東
4 増田 弘明 県立藤沢工科 高視研会長賞
4 松田 美咲 県立横浜旭陵 高視研会長賞
4 高橋 萌香 私立捜真女学校高等学部 高視研会長賞
4 山口 真矢 県立小田原 高視研会長賞
4 山岡 怜未 県立元石川 高視研会長賞




高校生がとらえる視点がはっきりしないものが多かった気がします。
そのテーマをなぜ今の神奈川の高校生が興味を持つのかよくわからない。
コンテストに応募することが目的のような番組が目立った気がします。
こんなに映像にあふれている現代なのにまるで10年前の作品を見ているようでした。
総文祭は、全国の文化祭です。もっと自由にもっと活発にもっと若く幼くてもいいんです。
歳を重ねた人を敬うことは大切ですが、自分が好きでもないことをメッセージとして発表したところで、それは借り物ではないでしょうか。
いま世の中にあることに目を光らせてください。
そしてアンテナを張ってください。
いたるところに「クスッ」と笑えること、「あれ?」と思えること、「へー!」と驚くことがあるはずです。
今を生きているのが高校生なのです。


審査員からのメッセージ
全体的なメッセージ 贈る言葉は三つです。
○可能性
○好奇心
○継続
まだまだ高校生。どんな「可能性」もある君たちだから「好奇心」を人一倍強く持ってください。
いろいろなことを見て聞いて自分の足で動いて取材して表現して、そして決して夢をあきらめない!
若さとガッツで好きなことを「継続」し続けてください。
放送の役割は多種多様です。
生活情報から、国政レベルの情報、災害情報と広範囲にわたります。
どういう視点で世の中の動きを伝えていくか、それを考え放送という道具を使って皆さんに伝える役割です。
とてもやりがいのある仕事です。
折角ですので、皆さんは放送人を目指してください。
高齢化社会を迎えラジオからの情報も貴重な情報源となってきました。
日ごろからラジオ、テレビに接して次世代の放送人を目指して頑張っていただきたいと思います。
限られた機材の中での活動は大変だと思うが、全体を通してもう少し技術力をつけてもらいたい。
番組は企画力が大切ですが、たんに紹介で終わらず「何を伝えたいか」を明確にしてください。

アナウンス・朗読に関しては基礎練習をしている人としていない人の差がでていました。
毎日の練習をおろそかにしないでください。
また、技術力は十分あるのに、聞いている人のことを考えてくれていない発表もありました。
アナウンスで特に多かったのが早口でせわしない読み方です。
もう少し内容を精査して読む分量を減らせば、実力を十分に発揮でたと思います。
朗読では文章全体を聞き手に「伝える」という意識を強く持って、言葉をどう繋ぐかを考えてほしいと思います。
番組では「高校生の視点」がもっとほしかったと思います。過去の出来事でも現在のみんなとどう繋がっているのかを表現してください。