集まれ!放送委員会!!

2002年度 第17回 神奈川県 高等学校 総合文化祭 放送部門

1.日程

21 10時〜12時 第17回神奈川県高等学校総合文化祭放送部門説明会 県立座間高等学校
10 13 第17回神奈川県高等学校総合文化祭放送部門説明会出場申込受付(申込用紙(要校長印・顧問印)・出場カード)
※郵送などによる参加申し込みはいっさい受け付けません。
11 10 9:00〜9:20 受付 第17回神奈川県高等学校総合文化祭放送部門大会 一般公開
9:20〜9:40 指定された場所に各自持参し作品封筒を提出
10:00〜15:30 審査
16:00〜17:00 閉会式

2.目的
 生徒相互の主体性を尊び、創造性と協調性を向上させ、正しいマスコミュニケーションの理解を図る。
 また高校生の豊かな創造性をはぐくみ、芸術的感性の向上をめざす。
 合わせて校内放送活動の活性化を図る

3.参加資格
 1・2年生とする。

4.各学校での部門参加上限本数・参加費用
アナウンス 朗読 オーディオピクチャー ビデオメッセージ
参加本数 1本 1本 2本 2本
参加費用 無料(高文連未加盟校は600円/1作品)
 ※昨年度と比べて半減されています。校内で予選等を行い参加者を確定してください。

5.表彰
アナウンス・朗読 1位 教育長賞
2〜3位 高文連会長賞
4〜6位 高視研会長賞
オーディオピクチャー 1位 教育長賞
2〜6位 高視研会長賞
ビデオメッセージ 1位 教育長賞
2位 高文連会長賞
3〜6位 高視研会長賞

6.2003年度 全総文祭 福井大会への推薦
 
部門
アナウンス
朗読
オーディオピクチャー(AP)
ビデオメッセージ(VM)

 県大会で優秀な成績を収めた生徒・作品を、順位順に上位から推薦する。
 ただし、以下の項目に該当する場合は、全国大会に推薦されない。
高文連未加盟校の生徒及び作品
アナウンス・朗読部門の前年度全国大会出場経験者の生徒
AP・VM部門の前年度全国大会出場経験者が制作代表者の作品
AP・VM部門で、複数の作品が出場資格を得た学校における下位の作品

7.諸規定

提出作品は、他のコンクール等に参加していないものとする。Nコン等の作品を使い回してはいけません。
また今回の作品を、来年のNコンに使い回してもいけません。

部門
アナウンス 詩、短歌、俳句など(自作も可)の内容を含んだ話題を全国の高校生に伝える内容の自作原稿を作り、発表する。
JPEG形式のディジタル静止画像(5枚以内)併用可。
学校名・氏名を含めて1分30秒以内。計時は発声からだが、リーダーテープ直後から録音しておくこと。
BGM使用不可
テープ審査とする。
朗読 郷土にゆかりのある作家及び作品の中から原文のままを一部を選ぶ。
効果音やBGMの併用可
学校名・氏名・作者名・作品名を含めて2分以内
スライド及び画像使用不可。
テープ審査とする
オーディオピクチャー 詩、短歌、俳句など(自作も可)に関連した自作の作品
カセットテープによるステレオ音声と、JPEG形式のディジタル静止画像(50枚以内・50Mb以内)を併用。
使用プロジェクターは1台
手法は自由(ドキュメンタリー形式・ドラマ形式等何でも可)
5分以内
ビデオメッセージ 内容・手法は自由(ただし、「目的」にかかれていることを踏まえる)
福井大会要項参照
自校オリジナルのビデオ作品
5分以内

 ※ アナウンス・朗読は、テープ審査です。事前に学校で録音して持参してください。アンパンと出場者が重なっても大丈夫です。

6.規格

ディジタル静止画像 アナウンス
AP
ビデオプロジェクター1台により、パソコンからディジタル静止画像を投影する。
パソコンは持ち込みでも可
形式はJPEGとする。解像度は指定無し。投影時はXGA(1024×768dot)。
作品はそのまま投影。回転等の操作は行わない。Susieというソフトを使用
Suseiの部屋よりダウンロードしてください。
媒体はCDーRを使用する
ファイル名は学校名+数字。(神奈川高校1枚目 → kanagawa001.jpg )
投影は、発表校が担当する。アンデパンダンと発表が重なった場合は順番を考慮することがある
音声再生 アナウンス
朗読
AP
往復30分〜60分のカセットテープのA面に1作品を再生順に録音する。B面は消去
ドルビー等のノイズリダクションは使用不可
再生と音量調節は発表校が担当する
MD(ミニディスク)の使用も可。ディスクエラーに備え同じ内容のカセットテープも提出すること。
録音モードは「標準モード」のみ。「長時間モード(MDLP等)」は認めない。MDの場合、機材も持ち込むこと。
ビデオ VM VHS、S−VHS、DV、miniDV(DV規格は民生用)のいずれかの方式のテープに録画したもの
テープスピードは「標準(SP)モード」のみ。「長時間(3倍・LP)」モードは不可。
DV、miniDV(DV規格は民生用)では「12bit stereo 1」「12bit stereo 2」「16bit stereo」のいずれか一つ。
ミックス再生は不可。
作品本編の前後に20秒間の静止画によるテストパターン(形式は自由)を録音すること
作品の再生は発表高が担当する。DV関係は発表高が機材を持ち込むこと。

※ディジタル静止画像について(重要
今回の大きな変更点です。
もうすでにスライドで作成してしまった場合は、「フイルムスキャナ」という機械を使って、jpegに変換してください。多摩高には、あります。
「jpeg」形式は普通のデジカメで撮ればこの形式で保存されます。
APは以前はスライドを2台使って、映写していました。今度の場合、プロジェクターは一台です。
もし同じような効果を出したい場合は、デジカメで撮影後、コンピュータで絵を加工することになります。
そこではある程度、コンピュータの技術が必要になります。
コンピュータを使えば、一画面4分割も可能です。

7.著作権処理

原則 放送コンテストは高校生の創造性を大切にしたい。『放送をとおして、高等学校の生活をより豊かに育てていこうとする大きな営みをしていることの自覚と実践に期待』することからも、高校生自身による台本づくり、作曲、演奏、制作(絵画、写真)の使用が望ましい。
著作物の使用(JASRAC管理の音楽著作物以外) 絵画・写真等の他の人が有する著作物をやむを得ず使用する場合は、著作権者に使用目的などを説明して理解と協力を求め、使用許可を得ること。同様にプライバシーを含む人権についても十分配慮し、許可を得ること。文書で許諾の許可が下りた場合はその文書を原稿に添付すること。
電話や口頭で許諾の許可が下りることもあるが、その場合は「日時、相手の名前、内容」をメモして、作品に添付すること。
JASRAC管理の音楽著作物 @JASRAC管理曲かをJASRACのHPで確認する。そうでない場合は多額の使用料を請求されることがあるので、使用しないことが望ましい。どうしても使用したい場合は個別に許諾を得ること。
A指定の「音源使用許諾申請書」に必要事項を記入してレコード会社にFAXする。回答書により「否許諾」の場合は使用できない
B「許諾」された場合は、指定用紙の「明細書」に記入し2枚作成。一枚本部へ提出。1枚は台本に添付
C使用料は一曲5分以内210円(テレビは420円)。使用料のかからないものは0円と記入。
自作・著作権フリーの楽曲 指定用紙の「明細書」に記入し1枚作成。台本に添付。 


 ※ アナウンス・AP原稿の著作権処理について(重要)

自作原稿なので、アナウンス・AP原稿は高校生本人が著作権者ということになります。
よって、上演は自由に行えます。
著作権法では、他人の著作物を勝手に使用できないことがうたわれています。
しかし、許諾を得なくても良い特例がありそれを「制限事項」と呼んでいます。
今回の「短歌や俳句の引用」はまさしく「制限事項」の「引用」にあたります。
次の条件を満たせば許諾を必要としません
(1)引用部分と本文がはっきり区別が付くこと。(本文にとけ込ませない)
(2)「○○によってかかれた○○という本の中に記載」というように出所がはっきりわかるようにすること
   これは添付すればよいのではなく、原稿に、この内容を含めること。
   作品は広く世間に知られていること。または知られるように発行されていること。
(3)引用部分は改編せず、そのまま取り出すこと。「(中略)」等はできない。
   もし前後半を別々に取り出したい場合などは二つに分けて取り出すこと。
(4)主体は本人の書いたアナウンス原稿であること。
   ほとんど引用で出来ている原稿は「引用」とはいわず、許諾を必要とする。
   この程度は曖昧で、おおよそ引用部分は最大3割程度といわれています。
   もしたくさん引用したいなら、そのまま原稿を読む朗読作品としたほうがよい。
   ほとんど引用という原稿は「引用部分の改変」にあたり、著作権者が一番嫌う方法です。
   またAP部門で既存の作品を、紙芝居化してみせるということが考えられますが、これは許可が下りないと言っていいでしょう。
   「原稿の改変」にあたります。

以上をよく読んで、作品を作成してください。
審査時点での作品が、著作権法における制限事項に当たらないと判断され、許諾をとっていない作品は失格となります。
なお引用でも許諾がとれるなら取る方が親切です。
http://www.cric.or.jp/link/link.html
を参考に連絡を取ってみてください