集まれ!放送委員会!!

発声の極意

1. 発声の基本は、腹式呼吸
2. 声は全身を使って
3. 大きい声より通る声
4. 緊張より、リラックス

よい声は緊張した身体からはでません。緊張すると声帯のみしか使えず、体を使った発声ができなくなります。反対にリラックスした身体からはよく通る声が出ます。ここでは緊張訓練と、弛緩訓練をしてみましょう。
まずお風呂の中で自分の筋肉の動きを観察します。腕や足、胸やお腹を緊張させたり、リラックスさせたりして見ましょう。筋肉をどう変化するか観察してください。
次に寝る前の訓練です。ベッドにはいって横になり、手足を伸ばして、まず全身の力を抜いてください。次に自分の身体のパーツを順に緊張させたり、弛緩させたりします。パーツはできるだけ細かく分け、(爪の先、左足のくるぶし等)順位に行います。一日ではすまないので今日は足の部分、あしたは手の部分等に分けて、意識を集中します。リラックスするためには緊張を知ることです。
今のはフィジカル面からのリラックス法ですが、真のリラックスは実は自信から生まれます。慣れといってもいいかもしれません。何度も練習し、自分で放送・アナウンス・朗読になにかを悟ったとき、そして緊張もリラックスも意識をしなくなったとき、が本当の形と言えます。「人が何をいってもこれが私のスタイルなんだ」といえる人こそ、よい物を出せると思います。(もちろん基礎的練習はちゃんとやるのですよ)